「配慮」ってどうお願いしたらいいの? 面接で聞かれたら?というあなたへ

こんにちは🐨面接は何度経験しても緊張する😨コアラです💦
再就職で避けては通れないラスボス…それは「面接」!
障害者雇用の面接で必ず聞かれる質問が「配慮」について。
たとえば面接の中ではこんな風に聞かれます↓

仕事上で必要な「配慮」はありますか? どんなものですか?
なぜか? 企業による合理的配慮の提供は義務だからなんです。
合理的配慮とは、障害のある人も働きやすいようにするために、企業に法律で義務づけられた対応や工夫のことです🐨✨たとえば…
- 口頭だけでなく、チャットやメールでも指示を行う
→ 何度でも読み返せるので、聞き逃しを防げます - 静かな作業スペースを用意する
→ 周囲の雑音が気になりやすい人でも集中しやすくなります - フレックスタイムや時差出勤を認める
→ 通院が必要な人や朝の体調にムラがある人も、無理なく通勤できます
これらは「任意のサービス」ではなく、障害のある人が能力を最大限に発揮するために必要な「義務」として提供されるものなんです。これは障害のあるなしにかかわらず、誰もが活躍できる環境を作るためなんですよね。
そのため障害者雇用の面接では、応募者に「どんな配慮が必要ですか?」と質問することが多いんです。
コアラの何度も再就職面接に挑んだ経験から「どう伝えれば響く?」をQ&A形式でゆるっと解説します。失敗談と実践ポイントを読めば、面接の不安がふわっと軽くなるかも!🌿

よかったら面接前に見てみてね! 心の準備になるかも✨
Q1. 何を伝えればいい?
同じことでもちょっと伝え方を工夫すれば、面接官への印象もアップできるかも。
具体的な失敗例と対策を見てみよう↓
失敗あるある
- 面接で「電話対応が苦手です」だけ言ったら、面接官が固まって「で、具体的にどうしてほしいの?」と聞き返された…。ただでさえ緊迫した空気が凍り付いた…。
- 「人と話すのが苦手で…」と言ったら「うち、雑談多いけど大丈夫?ww」と逆質問され大パニック!面接担当者は多分「楽しくフレンドリーな職場だから安心して」って言いたかったんだろうけど、雑談が苦手なコアラは恐怖した…。
対策ポイント
- 具体例+解決策をセット
例:「長時間の電話応対で頭が混乱するので、チャットやメール併用いただけると助かります」 - 得意分野も一緒に伝える
例:「文書作成やデータ整理は得意なので、書面マニュアルをご用意いただけると成果を最大化できます」

弱点だけじゃなく『こんなサポートがあるともっと活躍できるんです!』って言い方にすると、ポジティブで印象がよくなるよね! 仕事へのやる気も伝わりそう!
Q2. どう準備すればいい?
ただでさえうまく話せないのに、面接だと緊張して言葉がでなくなっちゃう…
そんな人も面接前に「準備する」ことで対策しておけば「用意したとおりに答えればいい」から落ち着いて話せるかも…!
失敗あるある
- 質問に的外れな回答をして、面接官を困惑させちゃう…🐨
- 面接官に「あれ?何の話だっけ?」と聞き返され、顔が真っ赤に…
準備のコツ:3W1Hでサクッと整理
質問への回答は3W1Hを整理して伝えると、的確な回答にしやすいです。
たとえば前の職場で困った事(口頭での指示だとあとで確認できない)を例にして、メールやチャットでの指示をお願いしたいときはこんなふうに伝えることができます↓
- When(いつ):業務連絡のとき
- Where(どこで):日々の業務で
- What(何を):重要連絡事項が口頭で、チャットへの転記もなかった
- How(どう感じた):聞き逃しがあったときに再確認しづらく、進捗が止まってしまうこともあった
→ お願い例
「前の職場では定例連絡で重要事項を口頭でいただくことが多く、聞き逃すと再確認が難しい状況でした。業務が進められず止まってしまうこともあったので、重要なポイントのみでも、チャットに短いメッセージでまとめていただけると、見返しながら業務を進められて助かります。ご検討をお願いします。」

これなら具体的に「どんなときに何をしてほしいのか」わかるね!
Q3. どう切り出す? 配慮の伝え方のコツ
面接で配慮について聞かれなかったときなど、どうやって配慮について切り出したらいいか迷いますよね。
面接の最後の逆質問(なにか他に気になることや質問はありますか?)のときなどに自然に切り出す方法(伝え方)について説明します。
企業リサーチで面接対策!
障害者雇用を積極的にすすめている企業は、自社の取り組みをWebサイトで公開していることもあります。
社外のメディアで社員インタビューが公開されていることも。
「その企業で実際に行われている合理的配慮の例」を事前にリサーチしておくと面接でも配慮について伝えやすくなるかも。

すでにその会社で実施されている配慮なら、お願いしやすいね!
失敗あるある
「配慮してほしいことはありますか?」と聞かれた瞬間に固まって「あの…その…」とモゴモゴ。

完全に準備不足だった!それからは面接前に「よく聞かれる質問の答え方」を準備するようになりました。
自然な切り出し例

貴社の障害者雇用で働く社員へのインタビューで“作業手順書がしっかりしてる”という声を見て、自分も安心して働けると感じました

“Slackで細かく指示があるので助かる”という体験談を見て、自分もテキストでの指示があると仕事を進めやすいと思いました
伝え方のコツ
配慮として何をしてほしいのか面接官にわかりやすいように、例をあげて具体的に伝えよう
- NG:「電話が苦手です…」→具体的に何をどうしてほしいのか、面接官はわかりません
- OK:「貴社での配慮事例を見ました、私も同様にチャットなどテキストで指示をいただけると、正確に対応できます」

事前に企業について調べていることが伝わると印象もよくなるよ。『この人と一緒に働きたい』って思ってもらおう✨
Q3. 面接後のお礼メールで配慮についての確認もしよう
お礼メールにひとこと添えて
面接の後に送るお礼メールは「感じがいい人だな」「礼儀正しい人だな、気持ちよく一緒に働けそうだな」って印象づけるチャンスです。
さらに合理的配慮の確認を“記録に残す”意味でも大切です。
コアラも昔、配慮の希望を伝えたのに「そんな話聞いてないよ?」って初日に言われて焦ったことがあります。口頭だけだと忘れられちゃうこと、けっこうあるんですよね…。
面接で話した配慮事項について確認(念押し)の一言を添えておくと安心です。
■ どんなときに送る?
- 面接で配慮をお願いしたあと
- その場で「考慮します」と言ってもらえたとき
- 配慮の実現可否をまだ知らされていなくても「伝えた事実にお礼」する感じでOKです
■ 送るメリット
- 印象アップ(誠実さ・丁寧さが伝わる)
- 面接の話を“文面に残せる”
- 採用後、「そんな話してたっけ?」を防げる
■ 書き方のコツ
- 感謝+ポジティブなひと言をセットに
- 相手の負担にならないよう、返信は求めない
- 配慮=働く意欲の表れとして表現
お礼メールの例文(コピーOK)

コアラがお礼メールの文面を考えてみたよ!会社や面接官の雰囲気に合わせて、自分だけのお礼メールを作ってみてね!
こちらのメールの例文はコピーして自由に使っていただいてOKですが、自分の状況に合わせた修正(氏名や支援者名など)・アレンジ(配慮の内容など)をしっかり確認してから送信してね! 大事な部分を間違えると失礼になって逆効果になってしまいます。
例その1:シンプルなお礼メール
件名:面接のお礼 ○○株式会社 採用ご担当者様 本日はお忙しい中、面接の機会をいただき誠にありがとうございました。 面接時にお伝えした配慮(メールやチャットなど、テキストでの業務連絡や指示)についてもご理解をいただき、大変ありがたく感じております。 そのような環境であれば、安心して力を発揮できそうだと感じました。 引き続き、何卒よろしくお願いいたします。 昭和 コアラ(氏名)
例その2:おだやかで誠実なかんじのお礼メール
件名:面接のお礼 ○○株式会社 採用ご担当者様 本日はお忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。 配慮についてお伝えした際にも、丁寧にご対応いただき、心より感謝しております。 お話を聞いていただけたことで、安心して働けそうだと前向きな気持ちになれました。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 昭和コアラ(氏名)
例その3:感謝にプラスして熱意とやる気をアピールするお礼メール
件名:面接のお礼 ○○株式会社 採用ご担当者様 本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。 配慮についてお話しする中で、しっかり受け止めてくださる姿勢がとても印象的でした。 働くうえでの不安が少し軽くなり、自分の力を活かせそうだと感じています。 このご縁を大切にできればと願っております。 どうぞよろしくお願いいたします。 昭和コアラ(氏名)
例その4:支援者との連携・サポートをアピールして人事担当者に安心してもらうお礼メール
件名:本日の面接ではありがとうございました【昭和コアラ(氏名)】 ○○株式会社 採用ご担当者様 本日はお忙しい中、お話を聞いていただきありがとうございました。 配慮についても真摯にご対応いただき、とても安心できました。 念のため、私の就労支援担当の【●●障害者就労支援センターの鈴木さん(支援者の所属と氏名)】にも情報を共有しておきますので、何か調整が必要な際はそちら経由でご連絡いただければ幸いです。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 昭和コアラ(氏名)
Q4. うまく伝えられない・対応されなかったときは?
お願いしたい配慮が実施されなかったり、うまく伝わらず必要な配慮が受けられない場合もあると思います。そんなときは一人で悩まず、支援者に相談してみましょう。

そんなときこそプロの支援者の力を借りるときです!
こんな人に頼んでみよう
- ハローワークの就労支援担当者
- 地域の障害者相談窓口
- 主治医
- 障害者職業センターの担当者
- 就労移行支援事業所の担当者
もしも差別を受けたときは?
悲しいけど、コアラにも障害者雇用で働いているときに「これって差別では?」と思った経験があります。
同僚がSNSで私と私の障害に対する誹謗中傷を投稿し、ショックで体調を崩したことがあります。
社内の窓口に報告したら内々で始末書を提出しただけで、私への配慮や再発防止策は実施されず…。
結局職場に復帰することはできませんでした。
今思えば、支援者や外部の専門機関に相談すべきでした。

後悔しないためにも、あのとき支援者に相談できればよかったなぁと思います。
また、「感覚過敏で香水のにおいが辛い」と相談したところ、社内の支援者(障害者雇用を担当するはずの人)から「(香水の使用を控えてもらうことについて)そんなのダメよぉ~~!ワキガに悩んでる人だっているんだからぁ~」と言われ、意味がわからずさらに傷ついた経験も。あの人は障害者じゃなくてワキガ担当の支援者だったのかな?と今でも疑問が残ります。
差別やハラスメントを受けたと思った時、具体的にどうするか
差別を受けたら具体的にすることをまとめると:
- 記録を残す(日時・場所・発言内容をメモ、または録音など)
- 記録を見せて支援者(社外の人)に相談しよう。客観的な立場から意見やアドバイスを聞ける
- 相談して社内窓口(人事・ハラスメント窓口)に相談するか、外部機関(労働相談など)に相談するか決めよう

慎重に、しゅくしゅくと対応しよう。その職場にいられなくなったとしてもあとで後悔しない対応が大事だと、今のコアラは思います。
まとめ
ここまでの対応をまとめるとこんな感じ:
- 何を伝える? 働きにくさ+具体的対策をセット
- どう準備? 3W1Hでエピソード整理+企業リサーチ
- どう切り出す? 共感→提案型フレーズで
- 面接後フォロー? お礼メール+ビジュアル共有
- 困ったときは? 支援者に相談

面接も落ち着いて話せばきっと大丈夫。準備はしっかりして、でも気楽に行こう🐨✨
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