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こんにちは🐨コアラです👐
がんばって言葉を選んで話したのに、全然伝わらなかった…ってこと、ありませんか?
コアラもね、「困ってることをちゃんと説明したはずなのに、なんか伝わってない」「むしろ否定された…」みたいなこと、けっこうあるんです。
「もしかして自分の伝え方が下手なのかな…」って落ち込んだり、「この人にはわかってもらえないかも…」ってあきらめたり。
でも、いろいろ試してみたらちょっとずつ変わってきたんですよね。
伝え方を工夫したら伝わった!ってこともあります。
この記事では、そんな伝わらなかった話と伝えるためにやってよかったことをコアラの実体験から紹介します🐨🌿
実例──コアラが伝わらなかった話
例1:「接客応対は苦手」「電話対応がつらい」と伝えたけど…
「慣れれば平気でしょ」「挑戦もせずにあきらめるな」と言われ、受け入れてもらえなかった。
就職したばかりのころ、上司に「接客は得意じゃなくて…」とか「電話対応がすごく負担で…」と正直に伝えたことがありました。
でも返ってきたのは、「慣れれば大丈夫だから!どんどん電話とって慣れよう!」「挑戦もせずにあきらめるの?」という言葉。
うん、コアラはその時、ガクッときました…。せっかく勇気を出して伝えたのに、まるで気持ちが否定されたみたいで。
我慢して続けた結果、体調を崩した経験も…
結局、「言っても聞いてもらえない」と我慢して働き続けたら、体調を崩してしまったんですよね。
「向いてないことを無理に続ける」って、やっぱりしんどいです…。

うーん思い出すのもつらい
例2:「空気を読んで」と言われたけど、どう読めばいいかわからなかった
障害者雇用の場で上司に「普通はこうするよね?」と言われてショックだった
雰囲気で察して動くよう求められ、注意されるまで気づけなかった
上司に「空気を読んで動いてみたら?」「○○さんは■■(役職名)だから気を付けてね」とか言われたこともあります。
……うーん、コアラにとってそれは「透明な文字を読んで」って言われたみたいな感覚で。
「普通はこうするよね?」って「私の考える『普通』」を押しつけられても、その「普通」がわからないから生まれてから何十年も苦労してるんだけどなぁって。
それができてたら障害者雇用の枠で就職してあなたのお力を借りなくても働けてるんだよなぁ…って。
もちろん悪気はなかったのかもしれないけど、その言葉だけでしばらく落ち込んでしまったのを覚えています。
言葉で具体的に伝えてもらえれば、ちゃんとできたのに…
ちゃんと「どう動いてほしいか」を具体的に伝えてもらえれば、できることはあるんですよね…。
ただ、コアラも年齢はりっぱな中年。ときには経験から学んでいて対応できるケースもあるんです。
でも、それを見て「やればちゃんとできるんだから、できないのは怠けてるだけ」と思われるのはほんとにしんどい…

「違う、そうじゃない」😎状態
例3:「メモを取って」と言われたのに、同時処理ができずに混乱した
「むりやりやらされる事」は負担が増えるだけ
とにかくメモをとれ!といわれ、ムリに書かされたがタスクと負担が増えるだけで業務改善にはつながらない
ある職場では「とにかくメモを取って」と強く言われました。
話しながら「ほら今の書いて‼メモして!」と無理に書かされる。
先輩の指示で強引に書かされたそのメモ、後で見ても意味も理解できないし業務に役立てることはできませんでした。

良かれと思って丁寧に指導してくれたんだと思うけど…正直プチトラウマです
耳からの(聞いた)ことの理解が難しい、聴覚情報処理障害(APD)
発達障害の特性によくある症状で、耳からの情報の理解が苦手というのがあります。
コアラもあてはまると自覚していて、耳で聞いた情報が理解しにくかったり、記憶に残りにくかったりすることがあるんですよね。
この症状は聴覚情報処理障害(APD)と呼ばれていて、聴力は正常で音は聞こえるのに言葉が理解できないということが起こるのだそうです。

え?なんて??
なぜ聞こえているのに理解できないのか?
ふつう、人は音を耳で聞くと、それが電気信号に変わって脳に伝わっていきます。そして、脳がその信号を処理することで「言われたことの意味」がわかる仕組みです。
でも、APDのある人は、この“耳から脳への伝達”はちゃんとできていて音は聞こえているのに、その音が何を意味しているかを脳がうまく理解できない、という状態なんです。

同時に処理しようとすると頭が真っ白になってしまう
あとコアラは「聞きながら書く」のがすごく苦手で…。話を聞いて理解することと、メモを書くことを同時にやろうとすると、どっちも中途半端になってしまうんです。

耳で聞いて理解するのがまず大変なのに、聞くのと書くのを同時になんてムリだよ…
がんばって書いてみても、ムリして書いてるうちに頭が真っ白に…。
結局「ちゃんと聞いてない」とか「やる気がない」とか誤解されてしまって、本当に悔しかったです。
今思えば「メモのとり方を自分でやりやすい方法に変えていいか」とか「あとで書いていいか」とか、聞くことができれば多少は考えてもらえたかもしれませんね。
でも、はっきり言ってそんな余裕はなかったな…
参考:“聞こえているのに聞き取れない” APD 初の大規模調査へ | NHKライフチャット
参考:聴覚情報処理障害(APD) | 池袋ながとも耳鼻咽喉科
参考:J-STAGE Articles – 聴覚情報処理障害 (APD) について
その後やってみたこと──「伝える工夫」3つ
1:第三者を介したらスムーズになった
福祉サービスやジョブコーチに頼る!
コアラは上司など職場の人に話を自分一人で伝えるのがむずかしいと感じたときは支援者さんに間に入ってもらうようにお願いしています。
用件を支援者さんから伝えてもらうのでもいいし、同席してもらって言葉に詰まったときなどにフォローしてもらうのもいい。
そしたら話がスムーズに伝わるようになったんです。

信頼している支援者さんが同席してくれているだけでも心強い
「個人のわがまま」と思われなくなる
やっぱり、「本人が直接言うとワガママに見えること」でも、第三者が説明してくれると伝わり方が全然違うみたいです。
支援の専門家のいうことは説得力が違いますね!

コアラもすごく助かりました🙏
2:「文章で伝える」に切り替えたら、ちゃんと読んでもらえた
口で説明しようとすると、焦って言いたいことがうまく出てこなかったり、混乱してしまうことがよくありました。
そこで、話せるときでもあえて「書面でお願いする」方法も試してみました。
いつも言葉ではうまく話せない面談のときに、準備していった書面を見せてお願いしてみました。
すると不思議なことに、ちゃんと読んでもらえたし、自分の気持ちも落ち着いて伝えられるようになりました。
メールでもメモでも、書いて伝えるって手段もありだな!と実感しました。
3:「話す場面」をあえて分けた
面談にもいろいろありますよね。
悩み事があってじっくり相談してもらいたいときもあれば、変わりないことを報告したいだけのときもある。
でも、面談には支援者さんの貴重な時間を割いてもらっているので無駄にはできない。
そこで「最近は特に変わりなく働けてます。相談したい事があればまた連絡させてください」みたいな軽い挨拶と申し送りだけの日と、「ちょっと相談があるんですけど…」という本題の連絡を分けてみたんです。
そしたら、心構えというか準備もできて、落ち着いて話せるようになりました。
一度に全部話そうとせず、本題ごとに場を分けて連絡することで、伝えたいことが伝わりやすくなった気がします。
まとめ──伝える工夫って大事だと思う
「伝わらない相手のせい」じゃなくて「伝え方を選べばいい」なのかもしれない
どんなにがんばっても、伝わらないときはあります。
でもそれは「伝える力が足りないから」「わかってくれない相手だから」ってだけじゃなくて、「伝える方法が合ってなかっただけ」ってことも多あるかもしれないんです。
コアラも「どうせ話してもムダかも…」とあきらめかけたことが何度もあったけど、言い方やタイミング、手段を変えてみたら、伝わったという経験も少しずつ増えていっています。
コアラも焦らず、無理せず、自分に合った方法を探していきます🐨🌿

やっぱり、焦りは禁物だよね🌿
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